2019/05/25

5月の集談会



512日 男性4名、女性8名 合計12名(初回参加者は1名含む)





一通り自己紹介した後リラックスタイムは「背中で伝言ゲーム」をしました。

2グループに分かれて縦一列になり最後尾の人から前の人の背中にお題の文字を指で書いていきます。書かれた方がわかったら前の方に同じように伝えていくゲームです。

一度ではなかなかピンとこなくて何度か書いてもらって「これかな??」と感じる方が多かったようです。最後の方までいって答えが出ました。答えは一問目正解で二問目不正解でした。やってみるとなかなか難しいものですね。小学校の頃やった時はもっとすぐにわかったような気がします。大人になると背中の感覚も鈍くなるのですかね。今回は普段使わない感覚を刺激されたようでいい経験になりました。



学習の時間は派遣講師をお招きして講話していただきました。

今回の講師は非常に努力家で一代で会社を大きくされた60代男性でした。今では不安神経症だったとはみじんにも感じられません。しかし若い頃に窮地に立たされとても苦しい思いをされたとのこと。逃げたくても逃げられない状況でどうにか治さなければと必死だったそうです。

そんな時に森田療法に出会い集談会に参加し始めました。基準型学習会も2回受けたそうです。

初めの頃はよくなっている気がせず焦っていたが、目の前のことをコツコツ丁寧にこなしていくことで、少しずつですがよくなっていったとのこと。自分でも気づかないうちに治ってきてるので、進歩がないと思っても3~4年は諦めずにに続けていくことが大事と仰ってました。

また森田療法は自分のダメなところを早く受け入れられほど、早く治るそうです。頑固なところがある私達はなかなかそういう自分を受け入れられないですが、まず自分に素直になることが大事とも教えていただきました。そして最後に「人にために尽くすこと」今の私はまだまだ未熟者でそれができているかわかりませんが、講師の方の背中を見ながら少しでも真似していきたいと思いました。



分科会は3グループにわかれて交流し、終了後は8名で懇親会を行いました。講師も参加され楽しい時間を過ごしました。