「初めて参加してみて」
こんにちは。春日部集談会に参加している、たま助と申します。40代女性です。
参加者からのメッセージとして、初めて集談会に参加した時の感想を書かせていただきます。よろしくお願い致します。
かれこれ12年前のことです。私は当時、雑談恐怖の症状で悩んでいました。職場で上司や同僚と上手く話せないことで、自己否定がどんどん強くなり、疲弊した毎日を過ごしていました。そして、どうにかして症状をとり除こうと虚しい努力を続けていました。
そんな時、本で生活の発見会を知り、すぐに 「春日部集談会」に参加しました。
その時の参加者は7~8人、30代から60代でした。心配していたような怪しい雰囲気はありませんでした。自己紹介が始まりドキドキしましたが、同じ症状で悩んでいる方がいたので、私も症状のことを隠さず話すことができました。
皆さんは静かに耳を傾けて「わかりますよ。辛いですね。」と共感してくれました。
今までなかなか相談できないことだったので、吐き出して共感してもらっただけでもかなり心が軽くなりました。
休憩の時間も何人かの方が声をかけて下さったので緊張がほぐれリラックスできました。なにかこう初対面なのに身内のような温かさを感じました。
終了後の懇親会も経験談やアドバイスをいただいて勉強になりました。無理な勧誘などもなかったので安心しました。
初めて参加してみて、私みたいな人でも居場所があるんじゃないか、症状も楽になるんじゃないかと思いました。だから参加し続けようと思いました。
……それから12年…。お陰様で当時の症状で振り回されることはなくなりました。性質は変わりませんが考え方が柔軟になり、出来ない自分も受け入れることができるようになりました。自分にないものを求めて悩むより、あるもの生かしつつ、やりたいことができているような気がします。これもあの時、春日部集談会に足を運んだから今につながっているのだと思います、そして何より先輩・仲間からの励ましがあったからこそだと思います。本当に感謝しております。皆さんに恩返しできるように今後も精進していきますので末永くお願い致します。