2019/06/11

6月の集談会

6月の春日部集談会は、男性5名、女性8名の13名の参加でした。
うち、初回参加者の方は2名でした 。
簡単な自己紹介、時間が余ったので、初回参加者の方に少し悩みを詳しく話していただきました。
その後休憩を挟み「リラックスタイム」は、「競馬ゲーム」、(糸のついた馬の絵の紙箱を糸を巻き取り走らせる、二人ずつ対戦して速く手元に来た方が勝ちの勝ち抜き戦)をやりました。
誰でも簡単にできるゲームで盛り上がっていました。

今月の学習は、春日部に継続参加されている方の「体験発表」でした。
苦しかった頃のお話と、森田療法に出会って、どう変わっていったのか、今、自分が心がけていることを箇条書きにしたプリント(湧いてくるどんな感情も受け入れる、最低限のコミュニケーションをする、自分の意見を口にしてみるなど10項目)を配っていただき、学習の要点だけでは、比較的漠然としている内容を自分の経験と照らし合わせて、噛み砕いて話していただいて、とてもわかりやすかったです。

春日部集談会では、普段、あまり体験発表は行っていませんでしたが、集談会は限られた時間なので、毎月顔を合わせていても案外みなさんの今までの悩みや過ごしてきた過去の辛かった話を聴く機会は少なく、また今は症状が改善されている部分しか見えにくいですが、いろいろ努力されている具体的事柄を聴くことができて、とてもいい時間だったと思いました。
参加者のみなさんからは、共感できた、よかった、プリントの内容が参考になるなど感想があがっていました。
その後3グループに分かれて、分科会を行いました。体験発表の中でも話されていた、神経症者は、あるべき理想が高いので、できていてもそう思えない…「自己肯定感」が低いという話題が出ていました。
終了後は喫茶店で懇親会を行いました。